「看護師のママって、なんだか羨ましいな・・・。」
とそんな風に感じたことはありませんか?
高収入・安定・手に職というイメージから、ママ達の中でも注目を集めやすい「看護師」という仕事。
ですが、実際には大変なこともたくさんあります。
今回は、現役看護師ママの私が「羨ましい」と言われる理由と、その裏側にあるリアルな現実についてもお伝えします。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
看護師のママが羨ましいと言われる理由5選とは?

看護師をしている私も、実際に「羨ましい」と言われたことがあります。
世の中のママが「看護師のママが羨ましい」と言われる背景には、どんな理由があるのでしょうか?
こちらでは、一般的に「羨ましい」と言われる理由についてまとめてみました。
給料が高めで安定している
看護師と聞いて、多くの人が連想するのが給料に関することです。
「看護師の給料は高い」「高給」と感じている方も多くいることでしょう。
確かに一般的な会社員より手取りが多いため、給料をたくさんもらっていると感じやすいものです。
看護師は基本給の他、資格手当、通勤手当、早出・遅出手当、時間外手当など調整手当が含まれています。
実際に一般の会社員の人に給料の話をした際、手取りの額にビックリされたことがありました。
それほど、看護師の給料は「高給」と思いやすく、また安定していると感じられるようです。
時短勤務やパートでも時給が高い
看護師の時給は、時短勤務やパートでも高い傾向にあります。
その理由は、看護師は国家資格で、人の命を預かる責任の大きな仕事だからです。
家事や育児をしながら働く看護師ママは、時短勤務やパートで働いている方も少なくありません。
時短勤務やパートでも、一般の時給よりも高い傾向にあるため、短時間で稼ぐことが可能です。
そのため、看護師資格を保有しているママは羨ましがられる傾向にあります。
資格があればいつでも復帰できる
いつでも復帰が可能なことも、看護師ママが羨ましがられる理由の1つです。
看護師免許は一度取得すれば、一生ものの資格。
一度看護職を離れたとしても、また看護師として働きたいと思えば、いつでも働くことが可能です。
子どもが小さい時は、「子どもの側に居たい」「子どもの成長を間近で感じていたい」と思い、仕事を退職する方もいます。
その後、子育てが落ち着いた時に、看護師として働く方も少なくありません。

看護師免許を保有していると求人がたくさんあるため、就職先には困りにくいです!
副業で稼ぎやすい
4つ目に羨ましがられる理由は、副業で稼ぎやすい点です。
看護師の仕事は病院だけでなく、クリニックや介護施設などで幅広い需要があります。
看護師は人手不足の職場が多く、派遣やバイトを募集しているところもあります。
事前に派遣会社に登録し、都合の良い日にエントリーして、募集している職場に応募することが可能です。
私も実際に派遣会社に登録して、デイサービスや入浴サービス、クリニックのバイトに行き、副業しています。
派遣は都合の良い日に働くことができて、半日や1日で6000円〜14000円稼げるのでおすすめです。

私は色々なバイトに行って、様々な体験を積んでいます♪
待遇が充実している
5つ目の理由は、待遇が充実していることです。
現在は、看護師ママが子育てしながら働きやすい職場が多くなってきています。
休暇制度(有給休暇や産休、育休など)や院内保育施設や託児所の利用、研修制度や資格取得支援など、待遇が充実していることも大きな特徴です。
そのため、看護師ママは子育てと両立しながら、安心して働ける環境が整っています。
待遇が充実していることで、看護師ママは子育てしながら安心して働くことができます。
また、認定看護師やケアマネージャーなどの資格を取得する支援も行っている職場もあり、看護師ママはスキルアップも目指せるでしょう。
実は大変な看護師ママの仕事の裏側を解説!

ここまで、看護師ママが羨ましがられる理由について解説してきました。
「羨ましい」の裏に苦労も多いのが看護師の仕事です。
実際に看護師ママである私も、様々な経験をしてきました。
こちらでは、看護師ママの仕事の裏側を紹介します!
人の命を預かる責任の重大さ
人の命を預かる責任の重さは、看護師の人なら感じたことのある重圧感です。
看護師は、医師の指示に従って命に直結する薬を投与したり、処置を行います。
命に直結する薬剤を扱うこともあり、失敗は許されません。
人によっては、責任の重さに耐えきれず、看護師を辞めてしまう人もいるでしょう。
責任重大で、人のために役立つやりがいのある仕事ですが、看護師を続けるには強い責任感が求められます。
職場での人間関係によるストレス
看護師ママの悩みの多くは、職場の人間関係によるストレスです。
病院やクリニック、施設などの職場では、医師や看護師、リハビリ、事務など様々な職種の方と連携を取りながら働く必要があります。
責任の重い現場だからこそ、精神面がタフで自己主張の強い人が多い傾向にあります。
そのため、仕事中は常に緊張感があり、ピリピリとした雰囲気になることもあるでしょう。
看護師ママが長く職場で働き続けるには、職場の人間関係によるストレスを上手く発散させることが必要です。
仕事と育児の両立の大変さ
看護師ママの多くは、仕事と育児の両立の大変さに直面します。
朝早くから子どもを保育園に送り出し、出勤してからは患者情報を確認し看護師業務に没頭。
お昼休憩を取ると、午後の業務に再び集中し、忙しい時間はあっという間に過ぎていきます。
患者対応や記録、申し送りに追われて、気づけばお迎えの時間ということも。
看護師ママは、仕事と育児が両立できるように時間内で終わるように手際よく働くことが求められます。
働く看護師ママのあるある3選

一見華やかに見える看護師ママ。
でも実は、知られざる苦労と大変さがたくさんあるんです。
仕事と子育てを両立する毎日は、奮闘の連続。
そんな看護師ママの仕事と子育てを両立する日々には、思わず共感してしまう「あるある」がいっぱい。
ここでは、そんな看護師ママのリアルな日常から、共感度MAXのあるあるを3選ご紹介します。
出勤前から疲れ気味
看護師ママのあるある1つ目は、働く前から疲れていること。
朝早く起きて、自分の支度だけでなく、子ども達の着替えや朝ごはんの準備をし、保育園や学校に行く子ども達を起こすところからスタートします。
その後、家族でごはんを食べて、片付けをして、ようやく子どもを送り出す・・・ここまででひと仕事。
子どもが小さいと、なかなか起きてくれなかったり、着替えや食事でグズグズ・・・なんてこともよくありますよね。
私も時間がギリギリになって、自転車を猛ダッシュ!
職場まで急いで自転車を漕いでいった結果、髪はボサボサで乱れていることがありました笑

今では、少しでも余裕をもって出勤できるように気をつけています(泣)
時短勤務やパートで、残業をせずに帰ることへの申し訳なさ
多くの看護師ママは、子育てとの両立を考えて、時短勤務やパートで働いています。
病院やクリニック、施設などの職場は、患者様や利用者様の急変対応などで突然の残業が発生することも珍しくありません。
そんな中、自分だけ先に退勤するのは、どうしても後ろめたさや申し訳なさを感じてしまうこともあるでしょう。
実際に私もそういった経験をしたことがあります。
その時は、自分ができるところまでしっかりやりきり、残り業務内容を「あと何が残っているのか」分りやすく箇条書きにして、スタッフへメモを渡すようにしていました。
できる限りのことをしてから退勤することで、気持ちが少し楽になり、周囲のスタッフとの関係も円滑に保つことができました。

申し訳なく思わずに、できるところまでやって帰ると周囲のスタッフに「この人はちゃんとやってくれている」と感じてくれるはずです。
子どもの体調不良による急な休みや呼び出し
子どもの体調不良による急な休みや呼び出しも看護師ママの「あるある」のひとつです。
子どもは免疫力が弱いため、ちょっとしたことでも体調を崩しやすいですよね。
夜まで元気だったのに、朝起きたら元気がなく、なんだか食欲もない・・・怪しいと思って熱を測ったら「発熱してる・・・」なんてことは日常茶飯事。
また、朝は元気に登園・登校したものの、午後になって
「〇〇ちゃん、お熱が出ています。お迎えお願いします」と職場に電話が入ることも珍しくありません。
私の職場では、子育てが一段落した方が多く、子どもの急病に理解があったため、何度も助けられました。
それでも、勤務中は、電話が鳴る度に内心ドキッとしてしまいます。

私は呼び出しがないように、いつも祈りながら仕事をしていました笑
看護師ママは「羨ましい」の裏で努力している!
看護師ママは、高収入・安定・復職のしやすさなどの面で羨ましがられることが多い仕事です。
しかし、実際には人の命を預かる責任や、職場の人間関係、仕事と育児の両立といった大変さもあります。
「羨ましいね」と言われるその裏では、日々努力しながら子育ても仕事も頑張るママたちがたくさんいます。
この記事が、看護師ママのリアルを知ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
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