看護師の仕事をしながら毎日子育てや家事に追われて、働き方に悩むママはいませんか?
看護師ママが子育てしながら、仕事に家事にこなすのは大変ですよね。
私も2児の母をしながら、病棟看護師として朝から晩まで働く日々に「毎日忙しすぎて余裕がない・・・」と疲弊していたことがありました。
そんな生活を送っていた私でしたが、一念奮起し今は転職して、子育てを優先とした看護師生活を送っています。
この記事では、転職して理想的な生活が送っている私が、転職で後悔しない職場6選と転職を考える理由3選を紹介しています。
同じように悩んでいる方は、ぜひ参考に転職活動してみてください。
看護師ママが働きやすい職場6選!転職で理想の働き方を見つけよう

病棟や外来など病院での勤務は、急変や緊急入院などでしばしば残業が発生します。
私自身も2人の保育園児を抱えながら病棟勤務していた時があり、残業になることが多々ありました。
臨床に携われる病棟勤務が好きだったものの、忙しさのあまりなかなか終わりの見えない業務・・・
家に帰ってからは、家事や子育てに追われる毎日に疲弊していました。
仕事と家事の忙しさから子どもに優しくできないことがあり、「このままではダメだ」と悩んだ時に転職が頭に浮かびました。
こちらでは、実際に病棟看護師から転職した私が、看護師ママにおすすめな働きやすい職場6選を紹介します。
ぜひ、記事を読んで参考にしてみてください。
短時間から働けるクリニック
「短時間で働きたい」「週に2日だけ働きたい」と考える方には、クリニックがおすすめです。
家族の扶養に入りながら午前中のみや週に2・3回働くなど、子育てを優先した働き方ができます。
クリニックによっては扶養に入らず、社会保険を貰いながら働くことができる職場もあります。
私は泌尿器科クリニックに転職したことで、子どもと過ごす時間が増え、身体的・精神的にも余裕のある生活を送れるようになりました。
給与や条件の良いクリニックの求人は、人気なためすぐに募集が締め切られてしまうので、早めに応募することをおすすめします。

気になる求人は早めの応募がカギですよ♪
柔軟な働き方ができる訪問看護ステーション
訪問看護ステーションは、看護師ママが子育てしやすい職場として人気です。
夜勤がない・土日が休みのところが多く、病院のお給料よりも高い傾向にあります。
平日しっかりと働き、土日は子どもとの時間をゆっくり過ごせるため、仕事と家庭を両立させたいママにとって最適です。
また、同じような看護師ママが在籍していることが多く、急なお休みなど子育てに理解を得やすい傾向にあります。
訪問看護はオンコール体制であることがほとんどですが、今では子育てに理解のある職場もあるため、施設によってはオンコール免除が可能な場合があります。
そのため訪問看護ステーションは、看護師ママにとって仕事と家庭の両立がしやすいと言えるでしょう。
時短勤務が可能な透析センター
透析センターは、一日のスケジュールが決まっているため時短勤務が可能で、子育て中のママにおすすめの職場です。
夜勤がなく定時で帰れるため、仕事と家庭の両立もしやすくなります。
私の友達は急性期病棟で働いていましたが、子どもが小学校に上がる時に定時で帰れる透析センターに異動しました。
今では小学校に上がった子どもの帰宅時間に合わせて働き、彼女も看護師としてのキャリアを歩んでいます。
透析で働いたことがない方でも一度知識や技術を身に付ければ、どこでも活躍できる透析ナースになれます。
透析センターは、看護師ママにとって子育てしながら働きやすい職場としておすすめです。
体力的・精神的負担が少ない健診センター
健診センターでは業務時間内に仕事が終わるため、子育ての看護師ママにおすすめな職場です。
夜勤業務がなく、土日が休みのところが多いため、看護師ママにとって働きやすい環境だからです。
子どもが小さい時は免疫がないため、風邪を引きやすいもの。休まないといけないことも多く、大変ですよね。
ですが、健診センターはチームで働いているため、子どもの発熱など急なお休みも対応できる環境にあります。
正職員かパートで働くか、子育ての状況に応じて柔軟な働き方が可能なため、子育てしながら看護師として働きたいママに向いています。
子ども好きなママにおすすめな保育園
子どもが好きな看護師ママには、園児の安全と健康を管理する保育園看護師がおすすめです。
大体9時から17時で働けるところが多く、特別なことがない限り残業が発生することもありません。
子どもの笑顔に囲まれながら1人1人の成長を感じられるので、子ども好きな看護師ママには最適な職場です。
ただ、園児が怪我をしたり、病気が疑われる時は、看護師の知識や判断力が問われるのでそれなりの経験が必要になります。
介護と看護が活かせるデイサービス
デイサービスは、リハビリや介護、看護、交流など様々なサービスを提供する施設です。
病院と違って手術や検査などがないため、残業が発生しにくいことから看護師ママにとって働きやすい職場と言えます。
看護師の業務は、バイタル測定や体調に変わりがないか健康を管理し、他スタッフと協力しながら利用者さんにサービスを提供することです。
利用される時間の中で、介護士と一緒にレクリエーションや排泄の介助、お風呂介助、医師の指示に従い処置を行います。
デイサービスは、
「忙しい病棟から離れて働きたい」
「今までの経験を活かして、高齢の方を支えていきたい」
と考える看護師ママにおすすめです。
看護師ママの転職で失敗しやすい職場の特徴

ここまで、看護師ママが子育てしながら働きやすい職場についてお伝えしてきました。
看護師ママが仕事をしながら子育てするには、土日が休みなど働きやすい勤務体制だったり、急なお休みにも対応できる職場が最適です。
一方で、看護師ママが働きづらい職場はどのような職場なのでしょうか?
こちらでは、私の経験をもとに看護師ママが子育てしながら働きづらい職場について解説します。
入退院や手術・検査が多い
入退院や手術・検査が多い病棟は、残業が発生することが多々あります。
あと15分で退勤という時に、外来から電話が入って、
「骨折で手術目的の入院が入ります」ということは、急性期の病棟ではよくあることです。
以前に私が勤めていた病棟では、大腸内視鏡検査後の方を検査後の経過観察目的で立て続けに3件入院を受けたことがありました。
急性期の病棟では、様々な疾患や治療・検査について学ぶことができ、得るものも多くあります。
ですが、忙しさのあまり残業することになったり、仕事と家庭のバランスが上手く取れずに思い悩む看護師ママには、急性期病棟は働きづらいと言えるでしょう。
出張が多い
治験コーディネーターやテクニカルスペシャリストなど出張の多い職場も、看護師ママの転職には向いていません。
治験コーディネーターは、治験する医療機関に出向いて治験者の対応やスケジュールを管理したり、複数の施設を行き来するため移動が多くなるからです。
また、テクニカルスペシャリストは、病院へ医療機器メーカーの製品の説明をしたり、学会やデモ対応などで全国に出張に行きます。
出張の多い職場の場合、学校や保育園から急な子どもの呼び出しに対応しづらくなるでしょう。
そのため、看護師ママに出張の多い職場は向いていません。
どうしても諦めきれない時は、子育てが落ち着いた頃に治験コーディネーターやテクニカルスペシャリストを目指してみるのもいいかもしれませんね。
看護師ママが転職を考える理由BEST3!

ここまで、看護師ママにおすすめな職場や向いていない職場について解説しました。
転職をする人は何かしらの理由があって、転職するものです。
多くの看護師ママが転職を考えるきっかけには、どういった理由があるのでしょうか?
ここでは、実際にママになって3回転職を経験した私が、看護師ママが転職を考える理由をまとめてみました。

看護師ママが転職を考える理由BEST3を見てみましょう!
子育てと仕事の両立が難しい
子どもが生まれ、家族が増えることは嬉しいことです。その一方で、家族が増えると家事や子育てなどママの負担も増えます。
朝から晩まで働いた後、子どもを保育園に迎えに行って帰ってから食事の支度をしたり、お風呂に入れたり、怒濤の忙しさに疲れてしまうこともあるでしょう。
以前に筆者自身もそのような経験したことがあるため、その気持ちが痛いほど分かります。
時短勤務にしたり、自分が無理をしない範囲で働ける職場を求めて転職を考える看護師ママは多いものです。
職場の子育てに対する理解がない
一昔前より、看護師ママが働きやすいように子育てに理解のある職場が増えてきています。
子どもが小さいと、急な子どもの体調不良や呼び出しなどで休んだり、早退することは多々あることです。
子育てに理解のある職場だと、代わりのスタッフが対応してくれて、お互い助け合いながら働くことができます。
ですが、職場によっては、休めない・代わってもらうことが難しい施設もあります。
看護師ママは、肩身狭い思いをしながら働いているうちに転職を考えるようになるでしょう。
生活スタイルの変化
子どもの小学校入学など生活スタイルに変化がある時、転職を考える看護師ママは多くなります。
子育て中のママの悩みとして、よく上げられるのが小1の壁です。
小学校に入学すると、午前中授業だけの時や夏休みや冬休みなどの長期休み、振替休日などがあります。
小学校に入学すると、子どもは初めて体験することがいっぱいです。
「親として、子どもの話をしっかり聞いてあげたい」
「宿題を見たり、サポートしたい」
という思いを持っている人もいるはずです。
子どもが生まれる前と同じように、外でバリバリ働くのは難しいと考える人も少なくありません。
子どものことを優先したい働き方を考えた時に、理想的な働き方ができる職場に転職するのも1つの方法だと私は考えます。
子どもが小さい時の働き方! 看護師ママの職場の選び方を解説

子どもと過ごす時間は、かけがえのない時間です。
機嫌が悪かったり、病気をして大変な時もあれば、何気ない会話や行動から幸せを感じたりもします。
小さい頃のかわいい姿を見られるのは、一番近くにいる親だけの特権です。
ここでは、実際に小1の壁を経験した筆者が、看護師ママにおすすめな職場の選び方をご紹介します。
短時間勤務ができる
子育てを優先しながら働きたい看護師ママは、職場に短時間勤務が可能か確認しましょう。
短時間勤務であれば、子どもの成長に合わせて働けるため、仕事もセーブしながら働くことが可能です。
会社の社会保険に入りながら安定したお給料を貰うことができます。
2児の母をしながら看護師として働く私は、小学校から子どもが帰宅する時間に合わせて週4日・1日5時間の勤務をしています。
短時間勤務は、子育てが落ち着くタイミングで時間を延ばしたり、正社員に戻ることもできるのでおすすめです。
夜勤をするorしないの選択ができる
病院や施設など、夜勤のある職場は多いものです。私の友人は、「月2回は夜勤に入ってほしい」と職場から言われ夜勤をしていました。
夜勤をすると生活時間帯が家族と異なるため、どうしても家族で過ごす時間が少なくなってしまいます。
ですが、中には子育て中のママは、夜勤を免除してもらえる職場もあります。
子どもが小さいうちは、夜勤を免除してもらえるような子育てに理解のある職場がおすすめです。
残業が少ない職場を選択する
看護師ママにおすすめな職場6選でもお伝えしましたが、残業が少ない職場を選択するに越したことはありません。
残業が発生すると他のスタッフがカバーしてくれることもありますが、難しい場合もあります。
実際に私は緊急入院を受け入れたり、急変の対応などで病棟全体が忙しく、人の手を借りたくても借りれないぐらい忙しかった時もありました。
子どもが小さいうちは、ほとんど業務時間内で終われる健診センターやデイサービス、透析センターなどで働くと、残業を気にせずに働けるでしょう。
子育てに職場の理解がある
看護師ママが職場を選ぶ際、子育てに職場の理解があるかどうかも大切なポイントです。
子どもが小さいうちは、子どもの急な体調不良で欠勤や早退することがしばしばあります。
私も子どもが熱を出し、保育園からお迎えの連絡を貰った時がありました。
私が勤めていた職場は、子育てから手が離れた先輩看護師が多かったため、
「いいよいいよ。ここは大丈夫だから、早く行ってあげて」
と言っていただき、とても助けられました。
子育てに理解のある職場だと、看護師ママは本当に助けられますよね。
子育てに理解のある職場かどうか判断するには、ホームページを参照したり、見学に行って実際の雰囲気を感じてみましょう。
看護師ママが転職するなら、子育てと仕事を両立しやすい職場を選ぼう!
こちらでは、看護師ママが転職で後悔しない職場6選と転職を考える理由3選など、看護師ママの転職について解説しました。後悔しない職場に転職するには、あなたの理想的な働き方を明確にし、子育てしやすい職場を選ぶことが大切です。
この記事を参考に、仕事と子育てが両立できる理想的な職場を見つけてみてください。転職して子どもの成長を間近で感じながら、看護師として活躍できることを願っています。
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